7/4(土)『寺NOVA Vol.3』アイヌ文化と影絵 & マーケット @大龍寺

『寺NOVA Vol.3』〜 アイヌ文化と影絵 & マーケット 〜 @大龍寺


『寺 NOVA Vol.3』〜アイヌ文化と影絵 & マーケット〜 は、終了致しました。
ご来場・ご参加下さった沢山のお客様をはじめ、
会場を提供して下さった大龍寺様、スタッフやご協力いただいた皆様、そして出演者の皆様、本当にありがとうございました!

今回も至らぬ点や反省も多々ございますが、性懲りも無く(苦笑)、
次回『寺 NOVA Vol.4』も来年に向けて企画をしておりますので
宜しければ是非またご参加、お付き合い下さいますよう宜しくお願い申し上げます!

『里山のカフェ ににぎ』 店主・スタッフより


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皆様こんにちは!お寺を会場とした “古き良き文化と音楽” をテーマに新しい交流の場として生まれたイベント『寺NOVA(テラノヴァ/寺の場)』は、
第1回目をマタギの文化、そして2回目は宮古島の神歌・古謡と続いてまいりましたが、3回目となる今回は『アイヌ文化と影絵』の公演を開催致します!!
今回の企画は東北でもなかなかお目にかかれない内容になると思います!!

出演していただくアーティストの皆様も、最近テレビや各イベント・フェスなどでも活躍中の最も注目すべき「OKI&マレウレウ」、そして自信が主催する「ガムランと影絵のパフォーマンスユニット・滞空時間」秋田公演(2013年)と、「影絵と音楽の旅」ではソロ活動(2014年)や、その後も伝統文化なまはげに関心を持ち、度々男鹿を訪れて下さっている芸術家・川村亘平斎さんがまた秋田にやってまいります!!盛り上がる事 必至ですが、今までライブをご覧いただい事がある皆様も、初めての皆様も、是非この機会をお見逃し無く!!

※こちらのブログ内容はイベントの詳細が確定、及び変更になり次第、随時 編集(追記・更新)致します。 


【総合案内】

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■ 日にち:7/4(土)

■ 出演:OKI&MAREWREW(アイヌ音楽)+川村亘平斎(影絵)
オキ & マレウレウ + かわむら こうへいさい)

■ 寺NOVA マーケット(※ ↓下記参照)

■お問い合わせ先
事前 お問い合わせ先>里山のカフェ ににぎ/TEL:0185-27-8422
当日 お問い合わせ先>大龍寺/TEL: 0185-24-3546

■ 会場:大龍寺(だいりゅうじ)
秋田県男鹿市船川港船川字鳥屋場34

■ 交通アクセス:
JR男鹿線 男鹿駅から徒歩約10分。駐車場は会場近くにございますが、駐車台数(約20台)には限りがございます。ご利用ご希望のお客様はお近くのスタッフまでご相談下さい。
ご予約、前売チケットをお持ちの方に関わらず、満車となり次第駐車が出来ませんので最寄りの交通機関か、お近くのパーキングエリアのご利用をお薦め致します。(JR 男鹿線 上り 追分・秋田方面・・・21:37 発 終電/22:54 発)

■ お客様へのお願い
・当日のお天気や時間帯により寒暖の差が出る場合もございますので、
ご来場の際は各自対応の出来る準備や格好でお越し下さいますようお願い致します。
体調管理にも充分お気をつけ下さいませ。
・当日会場となる境内は原則禁煙とさせていただきます。喫煙をご希望の方は喫煙所を設けますのでスタッフの指示に従って下さいませ。
・会場には様々なお客様がいらっしゃいます。皆様のご協力あってのイベントとなりますので、お互いマナーを守って楽しい時間を過ごしましょう。


【ウポポ ワークショップ】16:30〜18:00 入場無料 @大龍寺 楽水亭

アイヌの伝統歌『ウポポ』、3人のアドバイザーがウポポをはじめとするアイヌの音楽文化や輪唱などを中心としたワークショップを開催します!
子供から大人まで、皆でアイヌ文化の音楽を楽しむ為のワークショップ。
勿論、初心者大歓迎!!この機会に是非ご参加下さいませ!
(※ 会場のお客様の入り具合や都合によっては会場内で場所を変更するか、お時間がずれる事がございます。お時間は約1時間30分ほど予定しております。)


【寺NOVA マーケット】13:00〜18:00時

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■ 会場:大龍寺(本堂・楽水亭)/ 秋田県男鹿市船川港船川字鳥屋場34

フード&ドリンク 、クラフト、その他 の出店
● 入場無料(※ 普段は拝観料として400円をいただいております。)

■ 出店 一覧

【 アーティスト 物販 / CD・DVD・Tシャツ 等・その他 】
★ チカルスタジオ(北海道/旭川)
★ 川村亘平斎(東京)
(※ アーティスト物販ブースの展開は14時30分以降を予定しております。)

【クラフト・雑貨・加工品・他 販売】
● あれやこれや木頭 /(徳島)木頭ゆず 加工品販売
おしたてや lunette /リュネット(宮城帆布の袋物と綿や麻の洋服などなど。
● 小松クラフトスペース(秋田市)
○ 5W/ゴワット(秋田/横手市)衣料品 等
○ SoraJapan(秋田/男鹿市)キッズ衣料品 等
● ファームガーデン 黄昏 (秋田/潟上市)食料・加工品 等
● 木工舎 つきのわ(秋田/由利本荘市)
● morido/もりど(東京) 〜森と人を繋ぐクロモジ屋〜 雑貨販売


【フード&ドリンク 類 販売】
○ 海幸山幸/umisachi-yamasachi(秋田/八峰町・藤里町)
秋田しょっつるあたりめ・藤里産 玄米のカフェインレス珈琲

★ 樫食堂(秋田/大仙市) フード類 等 販売
● グルメストアフクシマ (秋田/男鹿市)フード類 販売
● こおひい工房 珈音 (秋田/男鹿市)ドリンク類 販売
● 空の木Garden (秋田市)菓子販売
● マザー食堂(秋田市)グラノーラ販売・他
★ 里山のカフェ ににぎ (秋田/男鹿市)ババヘラアイス・ドリンク類 販売

【野菜・山菜 等 販売】
○ viento norte/ヴィエント ノルテ (秋田/八峰町)野菜・山菜・手づくり小物 販売

※ マーケットの出店情報は決まり次第 順次変更・追記致します。
○ 印はフライヤーには掲載がございません。(※ 印刷後に出店が決まった為です。)
★ 印は夜のライブ公演時も出店致します。


〜 アイヌ文化と影絵 〜(寺NOVA Vol.3 メインイベント)

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※ 参考画像は同会場にて行われた2013年 滞空時間 ガムランと影絵パフォーマンス公演の模様です。

■ 会場:大龍寺(位牌堂)/ 秋田県男鹿市船川港船川字鳥屋場34

■ 出演:OKI&MAREWREW(アイヌの音楽)+川村亘平斎(影絵)
    (オキ & マレウレウ + かわむら こうへいさい)

■ 開場:17時30分 (当日開催のマーケットは13時から入場出来ます。)
■ 開演:19時 〜
※ 終演時間は21時前後頃を予定しております。途中休憩約15分前後有り。
駐車場や会場が混み合う恐れがございますのでお時間にはくれぐれも余裕を持ってお越し下さい。
(JR 男鹿線 上り 追分・秋田方面・・・21:37 発 終電/22:54 発)

■ 入場料【全席自由/予約優先入場】椅子席(約70)・座布団(約30)・他(フロア・立見)
・前売・予約(一般)/3000円
・当日(一般)   /3500円
・檀家       /2500円(※受付にて確認が必要です。)
・中高生      /1500円(※入場保護者同伴必須です。)
・小学生以下    /無料(※推奨年齢5才以上、入場保護者同伴必須です。)

※ 尚、入場順は前売・予約優先となり、定員になり次第制限させていただきます。
事前にご予約か前売券をお求めいただく事をお勧め致します。

■ お問い合わせ先
事前 お問い合わせ先>里山のカフェ ににぎ/TEL:0185-27-8422
当日 お問い合わせ先>大龍寺/TEL: 0185-24-3546

※ 詳細内容は『里山のカフェ ににぎ』HPブログにて順次 追記・更新致します。
> ninigi-cafe.com

■ ご予約の受付
○  里山のカフェ ににぎ/TEL:0185-27-8422  > お電話にてご予約可。
(※ご予約の際は、代表者のお名前・人数・チケットの種類・緊急時のご連絡先をお申し出下さいませ。)


○ メールフォームでのご予約(当日受付でお支払い)
秋田県を中心とした音楽・アート関連イベント情報 hanautaweb からもご予約承ります。
メールフォームhttp://hanautaweb.info/contact/から、下記内容を記載のうえお申込みください。
題名: アイヌ文化と影絵
メッセージ本文: お名前/ご連絡先電話番号/数(檀家や中高生など一般入場以外の方はその旨明記)

 

■ 前売券 お取り扱い店舗
○ 里山のカフェ ににぎ
■ 出演者プロフィール(※ 各HPでもご覧いただけます。)

○ OKI(オキ)
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アサンカラ(旭川)アイヌの血を引く、カラフト・アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者。アイヌの伝統を軸足に斬新なサウンド作りで独自の音楽スタイルを切り拓き、知られざるアイヌ音楽の魅力を国内外に知らしめてきたミュージシャン/プロデューサー。

東京芸大工芸科鍛金卒業後、NYに渡り、映画やCMの映像プロダクションで美術制作アーティストとして活躍。のちに映画製作の美術監督として日本のプロダクションに招かれたのを機に帰国。 ところが映画プロジェクトの破綻とともに失業。暗澹たる気分で訪れた北海道で、親戚から偶然譲り受けたトンコリに次第に魅了されていき、以後、拠点を北海道に移してトンコリの製作法と演奏法を独学で習得。アルバム制作とライヴ活動をスタートさせた。

トンコリは樺太アイヌに親しまれていた5弦の琴。いわゆる日本の琴との共通点は全くない。オキはそのトンコリの限界と可能性の中で試行錯誤を繰り返し,これまでに1996年に発表したアルバム「カムイ コル ヌプルペ」から2011年の「Himalayan Dub」までアルバム10作品を発表。 また、アイヌの天才的歌手・安東ウメ子の2枚のアルバムと、最近ではアイヌの女性ヴォーカルユニットMAREWREW(マレウレウ)のプロデュースも手がける。

また、ここ数年オキが取り組んでいるプロジェクトの一つ「ダブ アイヌ バンド」では2005年以降、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地をツアーし、世界最大規模のワールドミュージック・フェスとして知られる WOMAD(04年オーストラリア、06年イギリス、07年シンガポール)や、日本国内でも数多くの夏フェスに出演(FUJI ROCK、朝霧JAM、RISING SUN ROCK FES、渚音楽祭、SUNSET等)。

2010年にOKI DUB AINU BAND名義で発表した「サハリン ロック」が話題に。 2011年には同タイトルの内田直之とのダブミックス対決盤「Himalayan Dub」をリリースした他、 ランキン・タクシー & ダブアイヌバンド名義で発表した反核ソング「誰にも見えない、匂いもない 2011」が 各国のメディアで紹介される。またカナダの先住民系ダンサーとのコラボ舞台「ススリウカ The Willow Bridge」の日本公演(2012年/カナダ公演)、 影絵作家ラリー・リードとの新作影絵「アイヌ影絵」公演など幅広く活動。 2012年は沖縄民謡の唄者・大城美佐子との共作アルバム「北と南」のリリース、 また夏にはMAREWREW初のフルアルバム(プロデュース)も発売予定。


○ MAREWREW(マレウレウ)

marewrew

アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループ。さまざまなリズムパターンで構成される、天然トランスな感覚が特徴の輪唱など、アイヌROOTSのウポポを忠実に再現する貴重なアーティスト。

2010年、初のミニアルバム「MAREWREW」を発表後、活動を本格化。2011年に自主公演企画「マレウレウ祭り~目指せ100万人のウポポ大合唱!~」をスタートさせ、これまでUA、サカキ・マンゴー、SPECIAL OTHERS、キセル、オオルタイチ+ウタモ、木津茂理、細野晴臣を迎えた公演が話題となる。

また、SPECIAL OTHERSのコラボアルバム「SPECIAL OTHERS」に、アイヌの伝統歌「イヨマンテ・ウポポ」で参加。ほかにもNHK(Eテレ)の人気子供番組「にほんごであそぼ」への出演、ワールドミュージックの世界的な祭典Womad(UK)への出演をはじめとするヨーロッパ公演など、国内のみならず海外でもその活動が注目されている。

2012年8月には、待望のフルアルバム「もっといて、ひっそりね。」(プロデュース:OKI)をリリース。現代的なアレンジを織り込みつつも伝統的なウポポの魅力を凝縮した作品は、各方面で高い評価を受けた。

マレウレウはアイヌ語で「蝶」のこと。

[メンバー:Rekpo、Hisae、Rim Rim、Mayunkiki]

→Marewrew@SHIBUYA O-WEST ‘09.8.6

> http://www.tonkori.com/profile/index.php

 

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○ 川村亘平斎(かわむら こうへいさい)

インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を中心とした音楽活動をはじめ、影絵,イラストや絵本/漫画の制作など多方面に活躍する芸術家。
音楽と影絵を融合し、各方面から絶賛されているソロユニット【滞空時間】を中心に、 青葉市子・飴屋法水・荒井良二・OOIOO・小山田圭吾・cero・津村禮次郎・永積タカシ・細野晴臣など数 多くのアーティストとの共演。2012年TAIKUH JIKANG滞空時間の東南アジアツアーを成功させ、高い 評価を受ける。

影絵デザイナーとしても精力的に活動。シリーズ企画【ボクと影絵と音楽】、丸亀影絵通り(香川県丸亀 市)、恵比寿映像祭(東京都立写真美術館)、サントリー美術館影絵ワークショップ(六本木アートナイト)、 山形ビエンナーレオープニングアクト(山形県山形市)、ceroのMVに影絵作品提供ほか多数を制作。その場 で影絵人形を実演製作する【似顔絵影絵】、切り絵絵日記【ひざくりげ】等イラストレーターとしても注目 を集めている。

日本各地に赴きワークショップや作品制作を通して、そこに住む人達と共にその土地に残っている伝承を使った影絵の物語を作る事や、夏祭り復興の為、子ども達にガムラン演奏を教えてみんなで演奏する活動、日本の民謡をアジアの楽器を使ってリメイクして行く事など、現代日本と伝統的な感性をつなぐツールになる新たな「芸能」のカタチを発信し続けている。

> http://taikuhjikang.com/kawamurakoheisai/
> http://taikuhjikang.com/profile/koheisai-kawamura/

 


 

【店主より】 〜アイヌ音楽との出会いと今回のライブを企画するまでの沿革〜

今回『寺NOVA Vol.3』にご出演していただくOKI&マレウレウの皆様、
アイヌの伝統音楽を継承しつつ 様々な活動もされております。
自分が初めてアイヌの音楽に興味を持ったのは、ちょうど地元秋田に戻って来た頃で、10年以上も前の事だったと思います。
自称 音フェチ(笑)である店主は、インターネットラジオで「クラムボン」の原田郁子さんがトークやDJを務める番組をよく聴いていたのですが、そこで初めて『安東ウメ子』さんの『ウポポ サンケ』というアルバムの曲を耳にした事がきっかけでした。

その頃主にエレクトリックミュージックを中心に好んで聴いていた為、はじめは OKIさんが奏でるトンコリの音は「レイ・ハラカミ」さんの作る音に似ていて双方ともカッコいい音だなぁ、というのが率直な印象でした。
しかしCDを聴く度電子音楽とはまた違った唯一無二の不思議な歌と音色に徐々に魅了され、OKIさんのライブも生で聴いてみたいという気持ちが強くなり、それ以降電子音楽中心だった自分の価値も少しずつ幅が広がり、様々な楽器の音や根底にある文化にも触れるきっかけになったのです。

後で気付いたのですが、日本を代表するアニメ『カウボーイ・ビバップ』等で知られる渡辺信一郎 監督作品『サムライチャンプルー』(江戸時代を舞台にヒップホップなど現代の文化がミックスされた独特の世界観を持つアニメ)に登場するアイヌのキャラクター(オクル)の回想シーンで流れていた挿入曲はOKIさんのプロデュースした安東ウメコさんの曲だった事も驚きでした。

そして2005年、幸運な事に友達から盛岡の桜山神社で行われるOKIさんのソロライブのフライヤーをいただき、これは絶対見に行かねば、と思い 隣県まで足を運び ライブ会場におもむきました。
いつか秋田でもOKIさんのライブが実現出来ればいいなぁという希望はその後友人達の協力や企画により実現され、秋田では2度のソロライブを行っていただく事になりました。

そして今回 待ちに待ったOKIさん3度目は念願のマレウレウと来秋!!
また、秋田で公演も何度かされている川村亘平斎さんとの共演が実現!!
勿論秋田初共演です!

当日まで興奮が冷めやらぬ感じですが、是非皆様にもこの素晴らしい公演を体験していただきたく、また、満を持して企画出来た事を光栄に思います。

お寺から発信する古き良き文化と音楽のコラボレーション『寺NOVA Vol.3/OKI&マレウレウ+川村亘平斎』アイヌ音楽と影絵のパフォーマンス。
皆様、初の秋田男鹿公演どうぞお楽しみに!!

里山のカフェ ににぎ 店主より