山形 かみのやま 蔵六面工房 “張り子(和紙)の お面や人形” の 作品展示 & 販売会 @里山のカフェ ににぎ

山形 かみのやま 蔵六面工房 蔵六張子/ZOROKU HARICO
“ 張り子(和紙)の お面や人形 ”の 作品展示 & 販売会 @里山のカフェ ににぎ


会場:里山のカフェ ににぎ〔お座敷ギャラリー〕
秋田県男鹿市北浦真山字塞の神下14番地

期間:10/15(金)〜11/23(火)
※プレ展示期間〔10/8(金)〜11/12(火)〕
 

休日:水・木 (※ 他、里山のカフェ ににぎ カフェ営業休日に準ずる)

時間:11:30〜15:00(土・日は16時まで) 入場無料。

問い合わせ先:里山のカフェ ににぎ 〔TEL:0185−27−8422〕
担当:店主 猿田 まで


内容:

秋田県内では初となる 山形県上山市 “蔵六面工房” さんの張り子(和紙)のお面や人形の作品展示 & 販売会 を行います。

今回はコロナ禍における “作品展示&販売会” となります。ご興味を持ってお越しいただくお客様の為に感染予防に配慮して展示販売期間を長く設けております。当店敷地内やお座敷ギャラリーでは他のお客様との距離や間隔を充分に空けて下さい。


※ 画像は準備期間中のものです。後日、一部差し替えがございます。
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蔵六面工房さんのホームページはこちらです。 > https://www.zorokuharico.com

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『里山のカフェ ににぎ』 店主より


蔵六面工房さんと山形で出会ったのはかれこれ4年も前になります。その時に訪れたギャラリー会場で偶々行われていたワークショップ(小さな張子のお面にペンで絵を描く
WS)に参加し、和紙で作られたこのお面の可愛らしさ、そして世代を紡ぎながら民芸に向き合う姿勢、2代目蔵六さんが関わっている山形県上山市の民俗行事『加勢鳥/カセドリ』についてなどなど、昨今 流行り言葉の様に謳われている“sustainable” という言葉を、既に民芸を通じて体現されている事にとても大きな感銘を受けました。

自分自身も各地の伝等行事や民俗文化、民芸品や工芸品に興味を持っておりますが、この出会いが偶然か必然か、それは自分が暮らす男鹿半島の伝統行事、“なまはげ” に通じるものを感じたのです。そんな “蔵六面工房” さんの活動や作品に敬意を抱きながら、地元男鹿半島で秋田の皆さんにも紹介したいと思い、この度 念願の作品展示販売会を行う運びとなりました。是非この機会に足を運び東北の民芸のあたたかさに触れてみては如何でしょうか?

・・・と、堅い言葉を綴ってしまいましたが、とにかく可愛らしいこの張り子の人形やお面達に会いにいらして下さい! 干支の動物達や伝説上の人や生き物も、机や壁に飾る事で普段の暮らしをホッと心穏やかにしてくれるはずです。蔵六張子の作品展示&販売会、出来るだけ多くの方にご覧いただければと思いますので 是非この機会に足をお運び下さい!招き猫などの縁起物もありますよ!

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尚、会場では新型コロナウィルスの感染予防対策に充分に配慮してお越し下さいませ。何卒よろしくお願い申し上げます。

里山のカフェ ににぎ オリジナルコラボアイテム 『 S a i N o / サイノ 』  Vol.1『ma na gu / 眼(まなぐ)』 の 受注を開始致します。

里山のカフェ ににぎ オリジナルコラボアイテム 『 S a i N o / サイノ 』
Vol.1『ma na gu / 眼(まなぐ)』 作り手・・・金工家 / 坂本 喜子

なまはげの “眼” をモチーフにしたアクセサリーの受注を開始致します。

【完全受注品】
・金色(真鍮)・・・10,000円 + 税
・銀色(洋白)・・・10,000円 + 税

※ 右眼・左眼のどちらか お1つの価格となります。紙箱付きです。送料や振込み手数料は別途お客様のご負担となります。
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秋田県 男鹿半島に伝わる伝統行事 “なまはげ”。
毎年大晦日になると行われ、なまはげは “神の使者” として各家々を廻ります。

行事に使われている面も各地域ごとによって それぞれ異なりますが、本製品は 当店の地元 真山地区の “なまはげの眼” をモチーフにした金属製のブローチです。

品名の 『ma na gu』は、地元の方言で “眼(まなこ)” の事を云います。真山地区のなまはげは、金色が男(爺様/じさま)、銀色は女(婆様/ばさま)を現します。
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・受注受付・・・『里山のカフェ ににぎ』 TEL:0185ー27ー8422
・受注期間・・・1月〜10月末頃(注文が混み合った場合は要相談となります。)
・納品・・・翌年2月以降を予定しております。(多少前後する場合がございます。)
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本製品は完全受注品となります。

・材料の種類(金色/真鍮  ・  銀色/洋白) ※ 2種類からお選び下さい。
・形(右眼・左目、穴の位置) ※ おおよその形と細部の加工はお任せとなります。
・注文数

・お名前
・ご住所
・連絡先

ご注文の際は上記の必要事項をお知らせ下さい。
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・受注後の再加工やキャンセルはお受け致しませんので予めご理解下さい。
・お支払いは本製品お引き渡しの際にお願い致します。
・配送の場合は直接ご精算にいらっしゃるか指定の振込先への入金確認後となりますのでお振込の前にご確認願います。
・転売目的のご購入はお止め下さい。
・売上の一部は行事を行なっている地元 真山地区(郷中・青年会・神社)に納めます。

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〔ヒストリー〕

東北 秋田県男鹿半島に古くから伝わり、毎年 大晦日の晩に各家々を巡り訪れ厄災を祓う 伝統行事「なまはげ」。当店『里山のカフェ ににぎ』は半島の北部である北浦 真山地区に位置し、各集落ごとに異なる なまはげ面の中で、“神の使い”とされる同地区〔真山/しんざん〕のお面の特徴はお山(真山)から2体やってきて、面には角がなく、面装飾には金や銀が施されており、金のお面は(男・爺様)、銀は(女・婆様)と伝えられています。2018年には「男鹿のなまはげ」は「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとして ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

(※ 画像は大晦日に宿泊されたお客様よりご提供いただきました!)

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〔創作までのストーリー〕

長年活動を休止していた『里山のカフェ ににぎ』のオリジナルコラボアイテム『SaiNo』企画再興にあたり、Vol .1のアイテムは 、当店のお座敷ギャラリーでもアクセサリーが展示販売されている 秋田県大仙市を中心に活動する金工家「坂本喜子/yoshiko sakamoto」さんにお願いしました。秋田県内で活動されている坂本さんですが、当店では県内は勿論、主に海外や県外のお客様にお求めいただく事が多い様です。

男鹿市北浦 真山地区における なまはげ面の「まなぐ/眼」部分をモチーフにした “なまはげブローチ” その名も「ma na gu/眼」。

お面同様に “金(真鍮)と銀(洋白)”の2種類のブローチがあり、それぞれ一つとして同じ形はありません。※『SaiNo/サイノ』については下記をお読み下さい。

尚、この作品が生まれたきっかけは、地元男鹿半島でロケが行われ、当店『里山のカフェ ににぎ』がラストシーンとなった2020年上映の 映画『泣く子はいねぇが』(佐藤快磨 監督)の映画完成と第68回サン・セバスティアン国際映画祭にて“最優秀撮影賞受賞”のお祝いとして男鹿試写会場(男鹿市文化会館)にて上映後に 店主が坂本さんに依頼し作っていただいたブローチ(金・銀 それぞれひとつずつ)を佐藤監督へのお礼とお祝いの記念としてプレゼントさせていただいた事をきっかけに考案されました。

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『SaiNo/サイノ』について。

『 S a i N o 』(サイノ) は 秋田県男鹿半島より衣・食・住・楽 に纏わった 様々な文化活動を展開する『里山のカフェ ににぎ』と全国各地で活躍されている作り手さん達との オリジナルコラボ アイテムです。所在地の“塞の神下(さいのかみした)”という地名に由来しております。“塞の神(さいのかみ)”は 一般的に日本の各地で古くから村の中心や集落の境、道の辻や三叉路などに 石碑や石像などの形で厄災の侵入防止子孫繁栄旅や交通安全 の神(道祖神)として祀られている事で知られ、ロゴマークには お山(真山・本山)に通じる修験道や道の辻、道中に祀られている道祖神が表現されております。

当製品をお求めいただく皆様にも そのようなご加護が賜りますよう  “なまはげ 柴灯祭り”等の行事でも知られている地元 “真山神社”の宮司さんより 年に一度、春祈祷でお祓いを受けた作品(または道具や材料等)を用いて末永く大切にご愛用いただけるよう 職人が心を込めて作りました。 大切な方への 贈り物にも如何でしょうか。

※ 本品は上記に記されたご加護の内容を保証するものではございません。また、各品質上のお取り扱い等におきましては くれぐれもご配慮下さいますよう宜しくお願い申し上げます。